ADX5000

気がついたら半年近くたってましたね。

どうもろてりです。

一ヶ月に一回くらい更新したいなー思ってたのに気がついたらむっちゃ時間立っちゃいました。ごめんちゃい。

今回はADX5000を褒めちぎろうかと。

手持ちのヘッドホンで最も装着感が良く、使用頻度が最高のやつですねぇ。

以前のE9の内容でも触れましたけど基本的に僕が聴く音楽はテクノや打ち込み、またはケルトなんかのインスト系(ボーカル無し)が多いのでヘッドホンに詳しい人だと「なんでボーカル得意なADX5000君買ったの?」って思われるかも知れませんね。

まあ単純にお店で試聴して一目(耳?)惚れしちゃったからです。(完全にインストオンリーでも無いしゆるキャンのSHINYDAYSめっちゃ良かったのが購入動機でもあるし)

Ⅺ AudioのFormula S良いですね、アレ。マッシブでゴリっとアタック鋭い締まった低音で立ち上がりにエッジが効いててADX5000がキレッキレに鳴ってて「良いなー!欲しいなー!」ってかなりウンウン悩みましたね、一ヶ月くらい。

 

オーテクハイエンドを知ってる人ならわかるでしょうけど、いざ買ってみるとあの感じに鳴らなくて苦労しました。

手持ちにAT-HA5000とHPA-VT25、HD-1LにSST-EB3ってヘッドホンアンプがあるんですが「あの感じに鳴らないなー」って不満不満で大変でした。

正直、HD-1Lとの組み合わせは低音の立体感が中々で高音のスカッとしたADX5000のキャラクターもしっかり出力していてある程度は満足していたのですが時間が経つと恋しくなってきて、そこで代替案として逢瀬のWATERFALL INTEGRATED 250(以下、WF250)購入しました。 

 

代替案としてFormula Sと値段も余り変わらないWF250はどうなんだ?と言われそうですが、

・前々からDAC周りをHP-A8から更新したいと思っていた。

・ヘッドホン祭りで試聴したWF250の印象が頗る良かった。

・逢瀬のこれからを拝見してWF250の更なるアップグレードを予定している。

といくつかの要因もあり購入に踏み切りました。ADX5000と合わせて約70万・・・。

お財布は寂しくなったけど注ぎ込んだ甲斐はあったかな・・今までのシステムよりは2,3ランク上の音してるし久しぶりに「この曲こんな音したんだ!!」って向上を感じて本当に嬉しかった。

 

 

 

装着感=最高

この点は購入の決め手でもありますし文句ないです。

欲言うともうちょっと軽いと良いけどパーツの一体成型などで相当追い込んで作られた感が強く(パーツ数が通常のヘッドホンの半分程度)性能を保ったまま軽くするのは、もうこの辺が限界なんじゃ?と思ってしまいます。

発売当時D8000を聴いて音で圧倒され、ADX5000とかなり悩んだんですが使用している状況を思い浮かべるとやっぱりD8000は重さ(ケーブル抜きで523g)がネックかな・・・と。

原稿中もずっと使ってる関係で重いヘッドホンって疲れていつの間にか手が伸びなくなっちゃうんですよね。

その点ADX5000は前述したように軽い上、通気性重視のアルカンターラパッドで不快なムレ無く快適そのものですし、実際に原稿中に10時間以上つけっぱでも問題ないから部屋にいる時、とくに理由がなければ基本的にADX5000を使ってますね。

こう使用時間で値段を割るとコスパ良いのかなぁ?と。

 

でも箱出し直後は少し側圧強めに設定されていますかね。

フレームが一回形を変えるとそのまま固定してくれるので、購入直後にヘッドバンドを自分の頭の形にグイグイ曲げてからはいじって無いので記憶が曖昧です。

本体が軽いのもありますが分散もヘッドバンドの2点と側圧の2点で上手く分散されてる印象。

ただバランスケーブルは性能と引き換えにむちゃくちゃ太くて硬いので重いかも知れません、僕はヘッドホンは全部ラックから吊るしてるのでわかんない。

あとは重さの割にハウジングの直径が大きいので、ヘッドレストに寄り掛かると少し邪魔に感じます。

もう少し小さめだとベストかな。 

 

 

音について

最初の方に書きましたが、ADX5000は上流に敏感なので上流次第で評価がバラつくと思います。

実際に僕の環境でもHA5000とSST-EB03では出す音が別物なので。

そこでまずは現在のシステムの説明をします。

以下のレビューはPC+WF250+ALO Audioの6.3mm-4pinXLR変換Reference8ケーブル+ADX5000(疑似バランス)の構成で書きます。

変換挟んだバランス接続(正確にはGND分離?)に意味があるのか?とも思うかも知れませんが比べて分離感と低音が伸びてて良いんでコッチで行きますね。

 

システムについて

システムをもう少し詳しく説明するとPC(電源がXPL1.8/MK2)+WF250(電源がマルチョウ8段ラダー+千曲電源BOX VARIANT6に電源ケーがZonotone 7NPS-5050)+ADX5000

システムとして基本フラットだけどPCに使ってるPS Audioケーブルとゾノのケーブルの色が出てて低音の力感、弾力とキレが特徴かな。

おそらく味としては薄味なシステムだけど色んなヘッドホン使ってる僕には受け口の広い良いシステムだと思ってます。

PS Audioのケーブルは高音の分離感と低音の弾む感じが特徴で沈み込みがやや浅い感じ、その分キレが良くてスピード感が抜群。

Zonotone 7NPS-5050は広い空間表現と低音の力感、沈み込み、中高音の太く鮮やかな表現が特徴。

WF250にゾノのケーブル直繋ぎはケーブルの色が支配的で中低音の制動が甘くモアモアする出音に感じたので電源BOXのVARIANT6に接続、WF250にはマルチョウの8段ラダーケーブルを繋ぎました。

こっちのが力感は保ちつつ輪郭は締まって力強い出音に感じます。

聴いてるジャンル的にも低域が太く力強く、かと言ってモタつくような響きは抑えつつとやり過ぎないよう意識して調整しました。

次やるならアンプかクリーン電源追加してぇ。

おそらくゾノケーブルかPS Audioのケーブルのせいで中高音に少しアクセントがあって人によっては好ましく感じるんだろうけど、ギターとかの目立ち方が微妙にクドく感じるのをどうにかしたいかな。

 

 

ADX5000(本題)

閑話休題、帯域バランスはほぼフラットでしょうか。

低音の力強さと定位の正確さでテクノも十分楽しめるね。

高音はスカッとシンバルとかの超高音のヌケが良くて粒立ちの良いドライでスッキリした表現。

伸びもスーッと自然に伸びて自然に減衰していく、微かに残るオーテク香も良いねA2000Xとか大好きだし。

ADX5000は比べて遥かに万人向けな表現だけど自社の色大事にしてるのは好印象です。

 

中音、ボーカルはそんなに重視しているポイントではありませんがやっぱり上手いです。

ボーカル物だと先に上げたSHINYDAYS以外では徒然なる操り霧幻庵の曲や霜月はるかのアルバム「Cross bouquet」に最近ハマってますがmirage、Collage辺りは伸びと分離の自然さが心地良く鮮度感の高さもあってとても良いです。

透明感のある美音系の音色とダブルボーカルがキレイに分離して自然に伸びていく様子が気持ちいいですね。

しっとりした曲も基本性能の高さで無難にこなせるけどどちらかといえば速い曲のが上手いと思う。

 

低音は締りが良くアタックの鋭さと、レスポンスの正確さがとても良いです。

他にヘッドホンアンプがあるのに僕がWF250直でADX5000を聴くのは低音の距離感の上手さが好きだからですね。

上記にあるHD-1L、AT-HA5000、SST-EB03、HPA-VT25はどれも良いアンプだと思いますしけして悪い印象はありませんが、どれも低音が前に出てきて元気な音です。

WF250のフォンアウトは低音がちゃんと遠いと言うか、ソースによっての距離感の描き分けが上記のアンプより上手いです。

(低音を遠くすると言うか、祭りでHD800をフォンアウトで聴いた時はもっと冷たく醒めた印象だし、E9を使うとちゃんと音が前に出てくるので他のヘッドホンアンプと比べて響きなどの音楽性の少ない極端に色の薄いアンプなんだと思う)

WF250を通してADX5000で聴くテクノは輪郭がカッチリスッキリして立体的で、特に低音の距離感が正確で聴いていて楽しく、高域は適度にエッジが立っていて良い意味で刺激的で良いです。

 

総評としてはボーカル表現の上手い立体的な音の万能機。

ややドライでありながら瑞々しい鮮度感の良い音。

広々とした空間表現と透明感、実在感の強い立体的な低音、強調のない自然な音ながら鮮やかで少し鮮烈な音って印象です。

 

 

装着感が良いもんでいっつも着けて聴いてるのに、ADX5000みたいな強い個性の無い子はいざ文章にしようとすると書きづらくて困るね。Edition9の8倍困ったw

 

合う曲はこんなのかな。

 

上で書き忘れたけど弦楽器もかなり上手いね。

バイオリンとか好きな人も良いかも。

ピアノは少し硬めに振ったシステムで聴くのが好き。

立ち消えが自然で良いよね。

 

※選曲をヘッドホンに寄せすぎてたので少し変更。

 僕のブログやしね、もっと僕の好みに寄せて選曲しました。